【SIer SES 脱出 退職】炎上プロジェクトに壊される前に逃げなさい

むかーし、昔、あるところにいたエンジニア(SE)のお話。

 

時は、2010年11月、自分が25歳の時です。
エンジニアとしては、5年目でした。

 

7月から4ヶ月間続いた残業100時間超えのデスマーチ プロジェクト。
当時、勤めていたブラック中小IT(SES)会社に、無理矢理つっこまれた現場でした。

 

平日は、終電、または、終電近くまで仕事。休日出勤も当たり前。
それでも、プロジェクトは一向に進まなく、どんどん雰囲気の悪くなる職場。

 

プロジェクトメンバー全員が疲弊していて、
仕事がまともに出来る状態でもなくなっていました。

 

ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、堪えてきて5ヶ月目……
猛烈な吐き気に襲われ、現場のトイレで吐いた後、
廊下で意識を失い、ぶっ倒れました。

 

そして、救急車で病院に運ばれて、医者に過労と診断され、休みとなりましたが、
精神的にもぶっ壊れてしまいました。

 

そして、そのまま、プロジェクトに復帰することなく、
新卒で入社して、4年半程、務めた超ブラック中小IT(SES)会社を退職しました。

 

自分がぶっ壊されても、会社は助けてくれない

 

自分の場合、倒れた時に、そのまま復帰することなく、
何故、退職する決意に至ったのかというと……

 

実は、新卒時代の年末年始にも、同じように、
理不尽なデスマーチ(激務プロジェクト)にぶち当たり、
過労で現場の机から動けなくなり、救急車で運ばれたことがあったからです。

 

同じ会社で、2度も同じようなことがあり命の危機を感じたので、
両親とも相談して、退職することを決めました。

 

会社を辞める時に、社長から言われたことは、

 
君みたいな体の弱い人は、どこに行っても通用しないよ。

 

そんな、正直、○意も湧く様な、信じられない台詞でした。

 

仮にも、何年も会社の利益に貢献してきた社員にかける言葉だったのでしょうか。

 

その2ヶ月後の年明けの1月から、インターネット広告の上場企業に、
自社サービスのWebエンジニアとして、再就職することになります。
勿論、客先常駐は一切ありません。

 

SES時代も、勤怠は良く、設計、開発、テストと、全て、しっかりこなしていましたし、
プロジェクトリーダーもしていました。

 

転職後にWebエンジニアになってからも、
バリバリ、設計、開発をしていたので、
スキル的に、決して他で通用しなかったことは思いません。

 

しかし、ブラックSES会社を辞める時の社長のあの屈辱的な言葉は、
今でも決して忘れることは出来ないですし、
思い出すと、やっぱり、物凄い○意すら湧くので、
なるべく、思い出しても、すぐ忘れるようにしています(苦笑)

 

会社のためにも、キツすぎるプロジェクトに堪えて、
会社の利益にも貢献するように頑張ってきたのに、
ぶっ壊された後に、かけられた言葉は、
シンプルに腹わたが煮えくりかえる様な、そういうものでした。

 

俗に言う人売りIT企業の社長なんて、
エンジニア(SE)を人材ではなく、商品としてしか見ていないですし、
単価を取ってこれなくなった商品は、最早、用済みなわけです。

 

表現としては悪いですが……
ぶっ壊れたら、また、新しい商品(エンジニア)を仕入れて、
客先に売り飛ばすだけなのです。

 

自分が辞める前にも、壊されて辞めていく先輩や後輩を何人も見てきたので、
そんなことはわかっていたはずなのですが、
いざ、実際に自分の番になると、想像していたより、ずっと、キツかったです……
正直、悔し過ぎて、何度も泣きました。

 

ブラック企業からは、逃げて、賢く生きよう

 

上で書いたように、会社の度合いには寄るとは思いますが、
エンジニアを商品としか見ていないような会社は、
エンジニア(自分や家族)がぶっ壊された場合、
助けてくれることは、決してありません。100%ありません!

 

寧ろ、自分の様に、死体蹴りみたいな台詞、恫喝すら、
追加で言われるかもしれませんね。

 

今、現在進行形で理不尽なプロジェクトにぶっこまれて、壊されそうな方は、
是非、ぶっ壊される前に逃げて下さい。

 

これは、絶対です。先ずは、生きていなければ意味がありません。
そんな会社やプロジェクトのために、思い詰めて死ぬことはありません。

 

ノイローゼになって自殺する必要は絶対にありません。
たかだか、いち会社やプロジェクトのために、貴方の命を捧げる事はないのです。
思いつめたら、親、家族、友人の悲しむ顔を思い浮かべて下さい。

 

雇用保険(失業手当)の「特定受給資格者」を活用しよう

 

因みに、雇用保険(失業手当)について

 
特定受給資格者
 

という雇用保険の仕組みをご存知でしょうか?

 

会社を辞める前の過去3ヶ月連続の残業時間が、
月に45時間を超えている場合、この資格者に入ります。

必ず、勤務表のコピーを残しておくか、勤務時間のメモは残しておいて下さい。
対象者になるには、証明するものが必須です。口頭のみでは無理です。

 

他にも、対象者になる条件はあります。

→ こちらで見られます(ハローワーク公式の特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要)

 

雇用保険(失業手当)というのは、
本来、自己都合退職の場合、3ヶ月間、給付がありません。
会社が倒産する等、会社都合の場合は、すぐに給付されます。

 

しかし、この「特定受給資格者」になると、
会社都合と同じ扱いになり、
退職の際に自己都合としてサインをして、自己都合退職になったとしても、
すぐに雇用保険が給付されるようになります。

 

自分も、勿論、この資格者になりました。
(自分の場合は、過去4ヶ月連続で100時間超えなので、対象としては十分過ぎますが、汗)

 

再就職も早かったので、
余った雇用保険の中から「再就職手当」(約8万円程)も頂くことが出来ました。

 

なので、この知識は必ず頭の中に入れておくことをオススメします。

 

万が一に備えて、毎日、勤務時間はメモしておいて下さい。

 

転職や再就職準備をしておいて「逃げ道」をつくっておこう

 

本当に心身共にヤバイなら、逃げて下さい。
その後、こういった、ちゃんとした制度を活用して、
心身共に落ち着いたら、再就職活動に励むと良いと思います。

 

デスマ中は、転職活動をする余力は一切ないと思います。
実際に、自分もありませんでした。なので、凄くわかります。

 

平日は、家に帰って寝るだけ、休日も出勤しているし、
たまの休みも、疲れすぎて、ずっと寝ているだけでした。

 

先ずは、いくつかの転職サイト、例えば、
マイナビエージェント × IT」 や
ハイクラス特化した会員制転職サイト【ビズリーチ】
リクルート運営 フリーター、既卒、第二新卒に強い就職支援【就職Shop】」 のような
転職系エージェントだったりに、アカウントをつくっておくことだけでもしておくと、
幾分、気持ちは楽になるかと思います。

先ずは、逃げ道を確保しておくことが、気持ち的に大事

 

準備しておくことで、転職や再就職に必要な物や道が見えてきます。
しんどい中でも、出来るだけでいいので、やっておくことを本当にオススメします。
(しかし、体力的に無理な場合は、無理せず)

 

その無職になった頃でも、貯金は数万円はあったので、
一応、多少の無職期間が続いても、大丈夫かなとは思っていたのですが、
その「特定受給資格者」での、雇用保険のすぐの給付により、
貯金に手をつけずに、再就職活動をすることが出来ました。

 

また、夏のヤバくなった時くらいから、転職サイトにも登録はしていたので、
再就職活動もスムーズに始めることが出来ました。

 

貯金をガリガリ削ることが無く、スムーズに再就職活動が出来たのも、
大きく心の安定に繋がっていたと思います。

 

11月にぶっ倒れて、半分、鬱状態みたいな感じで、
少しずつ回復してきた12月から再就職活動をしましたが、
その1発目で広告会社に受かることが出来ました。

(笑えるのが、最終面接がクリスマスイヴでしたが
それが、自分とアフィリエイトとの出会いでもあります)

 

やはり、雇用保険の制度をきちんと活動して、経済的な援助を受けられたからこそ、
心に余裕が生まれて出来たことだと思います。

 
この記事は、本当に今、現在進行形で、
理不尽なプロジェクトで苦しんでいるエンジニアに読んで頂きたいです。
 

昔と比べれば「働き方改革」によって、労働環境も大分、改善されて、
そういう地獄のようなデスマーチは減っているとは思いますが、
全くゼロにはなっていないと思います。

 

この記事を読んでもらって、
逃げる決心のキッカケになってくれたら嬉しいです。

 

ぶっ壊されてエンジニアを辞めてしまった
先輩や後輩エンジニアを何人も見てきました。
いつも、本当に悔しくて寂しい瞬間でした。

 

あなたも、そうならないように祈ります。
良い方向へ動けるキッカケになったら幸いです。

 

 

 

辞めづらいのであれば「退職代行」を使おう

 

辞めたい……
でも、会社が辞めさせてくれない。
社長や上司に恫喝される……

 

そういった場合は「退職代行」というサービスを使う手もあるかと思います。
それについての記事も書いてますので、活かして頂ければと思います。
心身共に健康に働くことが人生です

 

【SES(客先常駐) 脱出】退職代行でブラックSESを辞めよう!

 

 

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